１．環境構築時期
　　　2011/10/上旬

２．Windows Phone 7アプリケーション開発環境構築

　　Windows Phone 7は、以前のWindows Mobileと同じくWindows CEベースのスマートフォンですが、UIやアプリケーション開発方法等は、以前のWindows Mobileとは大きく違います。
　又、アプリケーションの互換性はありません。尚、開発環境は無償で構築できます。開発ツールは、MSDNのWindows Phone デベロッパーセンターから無償の"Windows Phone SDK 7.1"を
　ダウンロード(ダウンロード箇所は以下の"Windows Phone SDK 7.1"ダウンロード場所を参照)してインストールすれば、開発ツール一式(以下のWindows Phone SDK 7.1に含まれている
　開発ツール)が自動的にインストールされます。尚、製品版の"Visual Studio 2010 Professional, Ultimate"がインストールされている環境へ"Windows Phone SDK 7.1"をインストールすると、
　"Visual Studio 2010 Professional, Ultimate"でアプリケーション開発を行うことができます。

　○Windows Phone SDK 7.1に含まれている開発ツール
　　　・Microsoft Visual Studio 2010 Express for Windows Phone
　　　・Windows Phone Emulator
　　　・Windows Phone SDK 7.1 Assemblies
　　　・Silverlight 4 SDK and DRT
　　　・Windows Phone SDK 7.1 Extensions for XNA Game Studio 4.0
　　　・Microsoft Expression Blend SDK for Windows Phone 7
　　　・Microsoft Expression Blend SDK for Windows Phone OS 7.1
　　　・WCF Data Services Client for Windows Phone
　　　・Microsoft Advertising SDK for Windows Phone

　○"Windows Phone SDK 7.1"ダウンロード場所(以下のWindows Phone デベロッパーセンター(MSDN)の赤枠箇所)

　　

　　


３．Windows Phone 7アプリケーション作成について

　　"Windows Phone SDK 7.1"をインストールすれば、アプリケーション開発, 付属のエミュレータでの動作確認ができます。尚、作成アプリケーションの実機での動作確認や、
　ユーザーへの配布は、別途、実機の準備と"App Hub"への加入(有料)が必要な為、エミュレータまでの動作確認を行いました。尚、今回のWindows Phone 7アプリケーション作成は
　自作パソコンのWindows 7(32bit)で行いました。以下の1枚目のパソコン画面は、Windows Phone 7アプリケーションの作成中の状態で、VBを使用して単純なアプリケーションを
　作成(VB又はVC#の言語で作成可能)しました。2枚目はエミュレータでの動作確認の状態です。特に問題なく動作します。

　　

　　

　　　○Windows Phone 7アプリケーション(CalcTestWP7)
　　　　　・Visual Studio 2010 Express for Windows Phoneプロジェクト(CalcTestWP7)


４．感想等

　　今回はWindows Phone 7アプリケーション開発環境の構築と、単純なアプリケーションを作成して付属のエミュレータで動作確認をしました。以前のWindows Mobileと違って
　Windows Phone 7のアプリケーション開発環境の構築は、無償の"Windows Phone SDK 7.1"のインストールのみで完了しました。そのうち"Windows Phone 7"携帯を購入して、
　実機を使ってアプリケーションを作成しようと思います。